白浜コスモス福祉会・自閉症理解啓発療育セミナーの報告
開催日時 令和6年3月14日(木)17:00〜18:20
開催会場 白浜コスモスの郷 食堂
講 師 NPO法人和歌山県自閉症協会 大久保尚洋会長
テーマ 自閉症と共に歩んできた道
〜もっと私たちのことをわかってください〜
参加者 19名
<感想メモ>(白浜コスモス福祉会令和5年度職員研修記録より引用させて頂きました。)
「自閉症協会に移行までに至る歴史がよくわかった」
「自閉症の特徴や特性、生きにくさがよくわかりました」
「支援していく中で理解し、利用者にやさしい支援ができるようにしたい」
「自尊心が高いので否定語には反発。初めて知りました。支援に取り入れていこうと思いました」
「問題行動は本人が悪いわけではなく周りが理解できていない」
「否定語を使うのではなく肯定語で話す(支援する)」
「支援は平等であってはならない」
「なかなか理解されず生きにくい世の中だと思います。
どうすれば理解されるのか・・・難しいと思います」
「自閉症でも各々全く違うタイプの方もいるので支援も個々に合わせていけるよう
努力しなければならない」
「今後の支援に活かせるような研修をまた受けたいです」
「自閉症というと知的遅れ等のイメージ。現在、自閉スペクトラム症に統一されているが、
上記のイメージがあります」
「逆転バイバイの話を聞いて、視覚的支援の大事さを再確認」
「公平な支援をする。平等な(均一な)支援であってはならない」
「自閉症にはいろいろな特徴があり、個性があります。
その人に寄り添った支援が必要だと感じます」
「社会的には合理的配慮は『平等な対応』ではなく、『公平な支援』を行うことが必要である。
気をつけていかなければならない」
「自尊心が高いので否定語には反発するので肯定語。支援する中で本当に必要なことだと思う」
「本人の興味とこだわり、対人関係、コミュニケーション、自分の思いをうまく表現できない等
多くの特性があり、それぞれ個々に違いがあり、様々な行動や表現はもっと私たちのことを
わかってほしいと言うメッセージであると考える」
「共生社会の構築の実現が必要である」
「肯定語を上手に使っていきながら見通しができる支援をしていきたい」
「自閉症の名称や発達障害とはなど改めて勉強させていただいた」
「対人関係や社会性について分かりやすく例題を出してもらいながらの説明は理解しやすかった」
「肯定語の大切さや自閉症の方への関わり方など支援に活かしていけることなど学ぶことができた」
「改めて発達障害の方の生きづらさを思い知らされた。親御さんやたくさんの方の声をあげて
国を巻き込んでここまでいろんなことを立ち上げてきたもの並大抵じゃなかったと思う」
「ちょっとまって!」と言う言葉を使ってしまう。支援者自身が一呼吸おいてから対応しなければ
いけないと反省した」